メルセデス・ベンツのEクラスは、世界のアッパーミドルカーを常にリードしてきたクルマです。正統派の4ドアセダンと、それをベースにしたステーションワゴンの2系統があります。いずれも世界中の自動車メーカーからベンチマークとされてきました。
もともとメルセデス・ベンツといえば、機械としては完ぺきながら、どこか無機質な冷たさを感じるところがありました。しかし、先代のW210系Eクラスから路線を転換して、視覚的にも装備的にもフレンドリーさを身につけています。
現行のW211系もその路線を継承し、使い勝手の面では大幅に進化して登場しました。
エントリーグレードでも600万円を超える高額なクルマであるにもかかわらず、世界中で年間、20万台を売り上げています。ドイツではタクシーに好んで採用されていますが、それは高い実用性と耐久性、そして運転しやすく疲れにくいということの証(あかし)だといえます。